クラスメソッド バンクーバーだより: Capilano Suspension Bridge Park
こんにちは、虎塚です。
バンクーバーは相変わらず良い天気の日が多いですが、少しずつ雨の日が増えてきて、夏の終わりを実感しています。
今回は、バンクーバーオフィスから気軽にアクセスできる観光地、Capilano Suspension Bridge Park (以下、Capilano Park) を紹介します。
Capilano Parkの基本情報
Capilano Parkは、North Vancouverにある有名な観光地であるとともに、地元の人たちに愛されている公園です。
付近一帯には、古くからある深い熱帯雨林が生い茂っています。その間を縫うようにして、吊り橋やウッドデッキが張り巡らされたパークがあります。
Capilano Parkが訪問先として良い点
Capilano Parkの自然が素晴らしいことは言うまでもありませんが、さらに次のような特長があります。
- クリスマス以外は年中OPEN
- 無料シャトルバスでダウンタウンから片道20分
- パーク内すべてを回っても2.5時間程度
- 特別な服装や靴がいらない
これなら出張でバンクーバーに来て、「仕事が終わった後にちょっとだけ観光してから帰りたい!」という忙しい人でも、気軽に遊びにいけますね。夏期には17時以降の入場が安くなるチケットもあります。
なお、園内には家族連れや友達同士の客が多いですが、一人で行っても楽しめます!
ただし、高い場所が物凄く苦手な人にはきびしいかもしれませんので、ご注意ください。
持ち物
吊り橋や階段などで手すりを握るので、手袋があると便利です。高い場所に設けられた足場を歩くので、動きやすい服装がよいでしょう。
また、ウッドデッキの上を歩くので、底が滑りにくい靴だと安心です。土や泥の上を歩く場所はほとんどないので、ハイキングシューズでなくても大丈夫です。
虫が多いので、苦手な人は虫除けスプレーをしてから行ったほうがよいかもしれません。
食べ物や飲み物は、園内で販売されています。
行き方
ダウンタウンから車で15分ほどですが、無料のシャトルバスを利用できます。
クラスメソッドのオフィスから徒歩3分のCanada Place広場から、シャトルバスが10分に1本の頻度で出発しています。Canada Placeにはさまざまな観光バスが来るので、バスを間違えないように注意します。Capilanoと書かれた立て看板のところで待つようにすれば大丈夫でしょう。
Canada Placeがバスの出発地ですが、途中のピックアップスポットから乗ることもできます。ただし、座席は早いもの勝ちで、満員になると乗れません。
入場料
入場チケットはオンラインでも現地でも買えます。出発前に手に入れておくと、現地で行列に並ばなくて済みます。
Canada Placeでシャトルバスを待っている間に、インフォメーションセンターで買うこともできます。Canada Placeで買ったチケットは3ヶ月先まで有効で、1回だけ利用できます。約42カナダドルでした。
Capilano Park早めぐり
それでは、(これから訪れる方の楽しみを損なわない程度に)Capilano Parkの見どころをさらっとご紹介します。
園内では全エリアが禁煙です。また、滑るので走ってはいけません。渓谷だけに警告がたくさんありますね。
吊り橋
Capilano Parkのシンボルのような存在の吊り橋です。結構揺れるので酔います。大人も子供もはしゃいでいました。クリスマスシーズンには、この吊り橋がライトアップされるそうです。
鬱蒼とした森に囲まれているため、見晴らしはあまりよくありませんが、眼下に美しい谷川を眺めることができます。
森探索
吊り橋を渡った先では、森の中を散策できます。ここでは基本的にウッドデッキの上を歩きます。ガイドツアーも一定時間ごとに開催されています。
園内の動物や植物の紹介、古典文芸作品から引用した森についての一節などが書かれたパネルが随所にあり、森に浸ることができます。池もいくつかあり、アメンボや魚の影を確認できました。
施設ガイドが鳥を片手にとまらせながら、生態の特徴を解説してくれるコーナーがあります。見事な鳥を間近で見られます! この日は、写真のフクロウのほかにも2種類の鳥がいました。
Tree Top Adventure
ウッドデッキから頭上を見上げると、木々の間に通路が見えます。これは、高く生長した木々の間に渡された、短い吊り橋を歩くツアーです。こちらも結構揺れるので、子供たちは大騒ぎです。
Loggers’ Grill
吊り橋をまた渡って入り口があるエリアに戻ってきました。ちょっと食事休憩です。Loggers’ Grillは、4月から10月の間だけ営業している飲食店です。ハンバーガーやホットドッグ、サラダなどがあります。
Canadian Smoked Cheddar Burgerを注文しました。とてもおいしかったです。15ドルくらいだったので、ダウンタウンと値段はそう変わりません。
Cliff Walk
今度は、Cliff Walkの探索です。ここでは、岩から張り出すように設置された足場を歩きます。高度感が凄い!
雨と水、そして岩についての解説パネルがたくさんあります。バンクーバーの冬は雨が非常に多いのですが、だからこそ森が育つのだということが繰り返し書かれていました。
Trading Post
お菓子、Tシャツ、パーカー、食器、置物など、さまざまな物が売られている大きなお土産屋です。ここで買ったものは、世界中どこにでも発送してくれます。
おまけ: スタンプラリー
パークでもらえる地図には、スタンプを押す場所があります。スタンプは、インク方式ではなく型押し方式でした。
これならインクパッドのメンテナンスフリーです。スタンプをすべて集めてゲストサービスに持って行くと、ちょっとした記念品をもらえます。
おわりに
2.5時間ほどで全体を回れると冒頭に書きましたが、写真を撮りながらパネルを1枚1枚読み、途中でご飯も食べて、4時間くらい満喫しました。バンクーバーオフィスでは、このように近場で自然と触れ合うことができる素晴らしい環境です。
クラスメソッドでは、日本、バンクーバー、ベルリンで一緒に働く仲間を募集しています!
それでは、また。